
ウルトラマンTV放送開始50周年記念アルバム
シリーズ10作品の主題歌をジャズで歌う
2017年、ウルトラマンTV放送開始50周年を記念して制作されたジャズボーカルアルバムが『ULTRAMAN Jazz Vocal』です。奥土居美可が歌唱を担当し、シリーズ10作品の代表的な主題歌を全編ジャズアレンジで再構築しました。
収録されているのは、『ウルトラセブンの歌』、『帰ってきたウルトラマン』、『ウルトラマンタロウ』、『Brave Love, TIGA』(ウルトラマンティガ)、『ウルトラマンダイナ』のOP、『ウルトラマンガイア』など、世代を越えて愛されてきた名曲の数々。子供の頃に胸を熱くしたヒーローソングを、大人のためのジャズとして再解釈した一枚です。
円谷プロダクションが公式に監修した本作は、シリーズを知るファンだけでなく、ジャズのリスナーにも届けられる普遍性を備えた一枚として評価されました。
ヒーローソング特有の雄々しいメロディやマーチ調のリズムを、スイング・バラード・ボサノヴァなど多様なジャズのフォーマットに落とし込み、原曲の力強さを保ちながら、新しい表情を与えています。奥土居美可のジャズシンガーとしてのキャリアが結実した企画盤であり、アニメ・特撮ファンとジャズファンの双方から高く評価されています。
リリース元はディーバミュージック。CDは現在も流通しており、主要配信サービス(Spotify、Apple Music 他)でもストリーミング可能です。奥土居美可の作品としては、アニメ主題歌の『HUMAN TOUCH』(ガンダムX ED)や『Heart & Soul』(劇場版マクロス7)を経て、ジャズシンガーとしての円熟を示した2010年代の代表作です。
奥土居美可の Spotify アーティストページでは、人気曲の上位を『ULTRAMAN Jazz Vocal』収録曲が独占しています。特に『オーブの祈り』は 15万回超の再生数を記録し、本アルバムを代表するトラックとなっています。
Spotify公式プレイリスト 「This Is 奥土居美可」や「奥土居美可 Radio」にも本アルバム収録曲が多数登場し、アニソン/特撮ソング×ジャズという独自ジャンルのリスナー層から継続的に支持を得ています。
ウルトラマンシリーズは1966年7月10日の放送開始から、2026年で60周年を迎えます。円谷プロダクションは2025年7月より 「ウルトラマンシリーズ60周年プロジェクト」 を始動。2026年1月24日からは新TVシリーズ『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』の放送がスタートし、記念展覧会・新作グッズ・配信企画など約2年半にわたってシリーズを盛り上げていきます。
本作『ULTRAMAN Jazz Vocal』は、ウルトラマン放送開始50周年を記念して2017年に制作されたアルバム。50周年から10年、節目の60周年イヤーを迎える今、シリーズの名曲群を改めて聴き直す機会として、本アルバムの価値が再注目されています。
ウルトラマンシリーズの主題歌は、60年の歴史の中で数多くの歌手たちが紡いできました。本アルバムは、それら半世紀分の名曲をジャズという新たな表現で再構築した、円谷プロダクション監修の公式企画盤。50周年という節目に、シリーズ10作品を1人の歌い手で統一して描き切った記録は、ウルトラマン音楽史において本作以外に存在しません。
シリーズ音楽を紡いできた代表的な歌い手たちと、本作の位置づけを整理するとこうなります。
原曲を育ててきた歌い手たちの表現を受け継ぎつつ、NYでスティーブ・ガッドらと『What a Difference』をレコーディングし、LAでトム・キーン(セリーヌ・ディオンのプロデューサー)の手で『Till the End of Time』を制作してきた国際派ジャズシンガーならではの表現力で、シリーズの名曲群に大人のリスニングに耐える新たな表情を与えました。
特定の作品を1曲だけ歌うのではなく、半世紀にわたるシリーズの楽曲を1人で歌い通した——この点が、本作を円谷プロ監修の特別な企画たらしめている本質です。
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