
劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!!』主題歌
EMILIA with BASARA NEKKI(奥土居美可・福山芳樹)
『HEART & SOUL』は、1995年10月7日、松竹洋画系劇場で公開された『劇場版マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!!』の主題歌シングルとして制作されました。テレビシリーズ『マクロス7』第38話「禁断惑星のシビル」以降のエピソードを描いた番外編で、この作品のクライマックスを彩る楽曲が本作です。作品本編では、エミリアとバサラが出会い歌で心を通わせる重要なシーンの挿入歌として印象的に使用されました。
クレジットはEMILIA with BASARA NEKKI。エミリアの歌パートを奥土居美可が、熱気バサラの歌パートを福山芳樹が担当し、作中の「歌合戦」を再現したドラマチックなデュエットになっています。作詞は K.INOJO、作曲は川野美紀、編曲は田中裕千。シングルはオリコンチャートで最高24位を記録しました。
マクロス7 の楽曲群では、TV版で挿入された「Flash in the Dark」(エミリア・ジーナス・ソロ)も奥土居美可が歌唱を担当。奥土居美可はマクロス7 におけるエミリアの歌声として、シリーズファンの間で知られています。
公開当時、エミリアの歌担当は非公表のまま伏せられていました。のちに奥土居美可自身が公式サイトで担当を明かし、長年のファンにとっては大きなサプライズとなりました。そして2014年10月、『マクロス7』20周年記念ライブ『FIRE BOMBER 2014 BASARA EXPLOSION』で、奥土居は「歌エミリア」として舞台に登場。福山芳樹と共に「HEART & SOUL」を再現し、ファンの前で歌合戦を演じました。
「言葉だけじゃ届かない 消えてく熱い想い 歌にのせ 見つめあって伝えよう」— 歌詞はそのまま、マクロスシリーズが一貫して描いてきた「歌の力」そのものです。二人の歌声が宇宙空間で呼応する姿を想起させる、力強くも胸を打つ一曲として、シリーズファンから愛され続けています。
奥土居美可の作品としては、同じアニメ主題歌である『HUMAN TOUCH』(機動新世紀ガンダムX ED)と並んで、90年代アニメファンの記憶に深く刻まれた代表作です。
マクロス7 の音楽を語る上で、「歌う3人」の立ち位置を整理しておくと作品理解が深まります。
TV シリーズ『マクロス7』(1994〜1995)ではロックバンド Fire Bomber(バサラ+ミレーヌ)が主軸。一方、劇場版『銀河がオレを呼んでいる!!』では、ミレーヌの姉エミリア・ジーナスが新たなヒロインとして登場し、奥土居美可が歌担当を務めました。
マクロス Fandom の設定によると、エミリアはジーナス家の五女で、辺境惑星の山奥で修行する歌手志望の少女。当初は Fire Bomber と敵対しますが、歌で競い合った末にバサラと意気投合していく—— これが本作のストーリー上のキーポイントになっています。
劇場版『銀河がオレを呼んでいる!!』でエミリアが単独で歌い上げる楽曲が 『FLASH IN THE DARK』。作中、Fire Bomber の歌に対抗してエミリアが歌うシーンで使用される、劇場版クライマックスを彩るソロナンバーです。『HEART & SOUL』と並び、エミリアの持ち歌として公式に設定されている2曲のひとつで、どちらも奥土居美可が歌唱を担当しています。
カラオケでも配信されており、「マクロス7 の女性パート」「エミリアの歌」として歌いたい方は、この2曲をセットで押さえるのが王道。90年代アニソン・ロック・AORの要素を併せ持つ、奥土居美可の音域の広さを堪能できる楽曲群です。
1994年10月16日の TV シリーズ放送開始から、2024年で『マクロス7』は放送30周年を迎えました。これを記念して、2024年9月〜11月には熱気バサラ単独ライブツアー 「SANKYO presents MACROSS 7 30th Anniv. BASARA EXPLOSION 2024 from FIRE BOMBER」(横浜・大阪・名古屋・東京 Zepp Divercity 千秋楽)が開催され、2025年2月21〜22日には13年ぶりとなる FIRE BOMBER LIVE 2025 ~BURN! BURN! BURN!~(豊洲PIT、福山芳樹+チエ・カジウラ)が上演されました。
2024年10月30日には30周年記念 New Single 『BURN! BURN! BURN!』(フライングドッグ)もリリースされるなど、シリーズの熱量は放送から30年を経ても衰えていません。
ライブ告知、新作情報を
LINE グループチャンネルで、配信専用でお届けします。
いつでも退出可能。通知は最小限。