
リクルート「とらばーゆ」CMソング
MICA(奥土居美可)ミュージックステーション初出演曲
1991年、リクルート『とらばーゆ』のCMソングとして起用された「人間なんてラララ」は、MICA(奥土居美可)名義の2nd シングルとして発売されました。原曲は吉田拓郎が1971年に発表した『人間なんて』。就職情報雑誌の全国CMキャンペーンに乗って、50万枚の大ヒットを記録しました。
作詞・作曲はともに吉田拓郎。編曲は岩井誠。「人間なんて ラララ ラララララ」という印象的なサビのフレーズが、当時の就職活動を象徴するフィーリングとして、世代を越えて広く浸透しました。20年を経たフォークの名曲が、奥土居美可の透き通るボーカルで90年代ポップスとして甦った瞬間です。
原曲は広島出身の吉田拓郎が、東京と故郷の狭間で揺れる思いを歌った私的な作品でした。それが20年後、働くことの意味を問いかけるCMコピーと重なり、新しい文脈を獲得する—— 音楽の命の長さを感じさせる、カバー文化の成功例としても注目される作品です。
この曲はミュージックステーション初出演の楽曲でもあり、MICAの名を全国区に押し上げた代表作。CMと地上波音楽番組の両輪で、当時の視聴者の記憶に深く刻まれた一曲となりました。
「ドラマ『我輩は主婦である』でクドカンもネタにしていた」というエピソードが残るほど、サビのフレーズはポップカルチャー史に名を残す定番となっています。奥土居美可(MICA)はこの後、『HUMAN TOUCH』(1996年・ガンダムX ED)など、多くのアニメ・CM作品でタイアップを手がけることになります。
上の YouTube 埋め込みでは、1991年のミュージックステーション初出演時の映像を視聴できます。CDシングルは現在 Amazon 等で中古で入手可能。歌詞は歌ネットでも参照できるため、本作をきっかけに原曲の吉田拓郎版にもぜひ触れてみてください。
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