
Tom Keane produce / Jason Scheff(シカゴ)デュエット
『サイレントメビウス』エンディング
1998年リリース、Tom Keane プロデュースによる豪華デュエット作品。奥土居美可と、アメリカのロックバンド Chicago(シカゴ)のベーシスト兼リードボーカリストJason Scheff(ジェイソン・シェフ)との共演が実現した、日本のアニメソング史に残る国際色豊かな一曲です。本作は劇場版『サイレントメビウス』のエンディングテーマとして起用されました。
プロデューサーの Tom Keane は、奥土居が re-kiss 名義でリリースした『HUMAN TOUCH』(1996、ガンダムX ED)も手がけた米国のヒットメーカー。セリーヌ・ディオンのプロデューサーとしても知られ、彼の書く楽曲は大人びたバラードと AOR のエレガンスが同居することで定評があります。
奥土居美可と Tom Keane の出会いが、『HUMAN TOUCH』と本作『Till the End of Time』という2つのアニメ名曲を生み出したことになります。
Jason Scheff は 1985年から2016年まで米ロックバンド「Chicago(シカゴ)」に在籍し、「Look Away」(1988年、ビルボードHot 100 第1位)、「I Don't Wanna Live Without Your Love」などのリードボーカルを担当。ポップスの王道を歩んできたベテランが、日本のジャズシンガー奥土居美可と、深い呼吸のように寄り添う—— そんな贅沢なデュエットが本作です。
奥土居のクリアで透徹したボーカルと、Jason Scheff の艶やかな中音域が交わる瞬間は、90年代末の AOR シーンの美しさを凝縮したような瞬間。劇場版『サイレントメビウス The Motion Picture 2』のエンディングを飾り、現在に至るまで、奥土居美可の多国籍なキャリアを象徴する楽曲として、国内外のファンに愛され続けています。
本作以降、奥土居美可は『ULTRAMAN Jazz Vocal』(2017)など、ジャズシンガーとしての円熟した世界観を深めていくことになります。
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